今月の水彩ボタニカルイラストレッスンのレポをお届けします。
ベーシックコース
12月といえばやっぱりクリスマス!
ベーシックコースの皆さんにはリースを描いていただきました。
2回目のレッスンとなる今回からはお手本の模写を通してイラストの描き方・とらえ方を学んでいきます。
今回のお手本は3種類の植物を組み合わせて描くことができるのでそれぞれのモチーフの練習からスタートしました。
一見むずかしそうなリースのイラストですが
- パーツを分解する
- 描く順番に気をつける
- ナチュラルにみせるテクニック
- バランスのとり方 etc…
リースを描くときのポイントやテクニックをお伝えしながら進めていきました。
着色の工程では基本のグリーンをベースに「くすみ感のあるグリーン」と「深みのあるグリーン」を作る混色についてのテクニックを学びました。
よく「ボタニカルイラストは難しそう」と言われることがありますがほんの少しの知識と小さなテクニックの積み重ねで、ナチュラルで可愛い植物画が描けるようになります。
生徒さんたちも
「あれ?意外と描けちゃう!」
「わたしにも描けた!」
という実感を得ていただけています。
毎回しっかりと課題を仕上げ、半年のレッスンを終えると…
自分でもびっくりするくらい画力が上がってきますよ。
次回2月のレッスンではビオラとチューリップを描いていただく予定ですので楽しみにしていてくださいね。
アドバンスコース
さてお次はアドバンスコースのレポです。
今月もお花屋さんから素敵なモチーフが届きました。
クリスマスカラーの立派なプロテア!
最近ではウェディングでもよく見かけることが増えてきました。ざっくりと束ねたプロテアのブーなんてカジュアル&ナチュラルで素敵ですよね。
普通のお花屋さんではなかなか手に入らないものをいつも準備してくださる El Sur さんに感謝。
生徒さんたちの到着を待つプロテアたち♡
当日までモチーフは内緒なので教室に着いたときのみんなの反応も楽しみなのですが
「プロテアを描いてみたかった!」
「写真では見たことがあったけど本物は初めて」
中には「今日のモチーフがプロテアだったらいいなと思ってました!」
なんてお声も聞けて嬉しかったな。
一度わたしのデモンストレーションを見てもらってから実践です。
まずはモチーフをよく観察し、大まかな構図やバランスを見ながらあたりをつけていきます。
今まで描いたことがない雰囲気のお花ということもありみなさん最初は不安だったようですが、下書きを始めるとスルスルと手が動き始めます。
途中、わたしの方でバランスを見たりしながら修正を重ねてペン入れと着色へ。
- 何色を混ぜたら実物に近い色を作れる?
- 花びらはどんなふうに色を重ねる?
- 手前と奥の奥行き感はどうやって表現する?
などディスカッションしながら進めていきます。
全てはどんな植物でも自分一人で描けるようになるための勉強!
自分で考えて、感じて、表現できるようになれるようこれからもサポートさせていただきます。
次回のレッスンでは春のお花をご用意できると思うので楽しみにしていてくださいね。
コメント