ベーシックコース 2022年秋〜クラスがスタートしました。
修了された生徒さんが多くいたタイミングの募集だったので今回は新規のお席を多く用意することができました。
「半年前から募集を待っていました!」「Instagramで作品を見てずっと気になっていて…」と言ってくださる方や、以前に1Dayやオンラインレッスンにご参加いただいたことのある方もいらっしゃったり。
嬉しい気持ちももちろんですが、皆さんに満足していただけるレッスンにしよう!と身が引き締まります。
そして春から継続の生徒さんたちも。いつものお顔が見えるとなんだか私もリラックスしてレッスンを進められる気がします♡
レッスン中に何度も口にしていることですが、絵は訓練で必ず上達します。「絵心がないから」「センスがないから」と諦めずに思い切ってチャレンジしてほしいのです。
実際に手を動かし継続して描くことで観察力や写しとる力がつき、また小さなテクニックの積み重ねで誰でも印象的なイラストを描けるようになります。
ベーシックコースのみなさんには「わたしにも描けた!」という喜びと楽しさを実感していただけるよう、毎回知識や技術を余すことなくお伝えしています。
今回もみなさんの上達のお手伝いを精一杯努めてさせていただきたいと思ってます。
初回レッスンスタート
まずは道具の説明からスタートです。新規の方へお渡しするキットは私がいつも使用しているアイテムを中心にセレクトしています。
絵の具は12色。シホスタイルの植物画を描くのに必要な色を選んでいます。
実は、新しく参加してくださる生徒さんは水彩を使うのが小中学生以来という方が8〜9割ほど。
意外と知らない絵の具やパレットの正しい使い方から丁寧に説明していきます。
パレット作りが完了したらさっそく制作に進みます。
LESSON1の課題は水彩紙に薄く印刷された線画をドローイングペンでなぞるところからスタート。
「なぞる」といってもただ線を追っていくだけでなく繊細な花びらや細かなディティール、立体感の出し方をペンの使い方や線の描き分けで表現できることを体感していきます。
細い線でもたった一本の入れ方で、植物画に繊細で柔らかな表情を加えることを学びます。
次はいよいよ着色です。
野ばら、デイジー、アジサイ、ラベンダー、アザミ
それぞれ異なる技法を使って色付けしていきます。
水加減や色を重ねるタイミング、絵の具の量で変わってくる色の見え方。実際に手を動かして、時には失敗しながらコツを掴むことが大切です。
慣れないうちは苦戦しながらも思い通りの色が表現できるとどんどん楽しくなっていきます。
お手本通りでなくてもいい。色が滲んでもかすれてもそれがいい味になったり、手描きならではの温かみにつながるというお話もさせていただきました。
デモンストレーションについて
デモンストレーションは動画を撮影して次回のレッスンまでの期間、復習することができるようweb上で共有させていただいています。
レッスン中の動画や写真の撮影はOKとしていますが、デモンストレーションの動画を撮ることに必死では折角の対面レッスンなのにもったいない!
私が実際に描いている様子を自分の目で見て、気づいたことや聞いたことをメモする時間として有効に使っていただくためにこのようなシステムを採用しています。
欠席した場合もオンラインレッスン感覚で好きな時間にご覧いただけます。
次回、12月のレッスンは下書きからご自身の手で進めていただく予定です。
クリスマスリースの見本をご用意してお待ちしております。
コメント